トリガー/アクションとは?
実行条件(トリガー)と条件合致時の実行内容(アクション)から構成され、発信や着信といった条件をトリガーにAPI連携やトークスクリプトの表示といったアクションを実行するといった設定を行います。
1つの設定に複数の実行条件、複数の条件合致時の実行内容を設定することが可能です。
一覧項目
トリガー/アクションID
当該トリガー/アクションのID
クリックで当該トリガー/アクションの編集画面へ遷移します。
トリガー/アクション名
当該トリガー/アクションの名称
業務名
当該トリガー/アクションに関連付けられている業務名
※2つ以上の業務が関連付けられている場合は、1つ目の業務名(トリガー/アクションに業務を関連付けた順序の先頭)に続けて…で省略して表示されます。
最終更新日時
設定を更新した最新の日時日付の形式は以下の通りです。
yyyy/mm/dd hh:mm:ss

※追加編集やソート、一覧表示件数などの他画面と共通部分の仕様はこちらをご確認ください。

 

新規追加・変更

①サイドメニューから[ツール]を選択し、上部タブにて[トリガー/アクション]を選択してください。

 

②[追加]を押下してください。
 変更の場合は変更対象のトリガー/アクションIDを押下してください。

 

③トリガー/アクション名を入力してください。

使用可能文字: 英数字、全角、記号(&,’\”?=は禁止)
文字数制限: 20文字以内

 
 
④実行条件の[追加]を押下してください。(複数作成可能)

 
 
 

⑤各項目を選択してください。

実行条件は、設定した実行内容を実行する条件(タイミング)を設定します。
例えば「特定の業務の特定のスキルに着信し、オペレーターが応答したタイミング」といった条件を登録することが可能です。

項目 説明
業務名 業務は事前に登録されている業務リストから選択します。
アクション 「発信」、「着信」の2つから選択します。
スキル アクションで「着信」を選択した場合に表示され、事前に登録されているスキルリストから選択します。
「指定なし」を選択した場合、全てのスキルを対象とします。
コールステータス 「リンギング」「応答」「切断」の3つから選択します。

会議通話の場合は以下の挙動となります。

  • 実行条件が切断で、外線との二者通話から会議になった場合
    会議中、外線側が切断したとき、参加ユーザー全員実行内容が実行される
    会議中、内線側が切断したとき、切断したユーザーのみ実行内容が実行される
  • 実行条件が応答で、外線との二者通話から会議になった場合
    会議の招待を受けて、招待完了を押下したタイミングで実行内容が実行される
  • 内線同士の二者通話から外線を招待して会議になった場合
    実行内容は実行されない
 
 
⑥[保存]を押下してください。

 

⑦実行内容の[追加]を押下してください。(複数作成可能)

 

⑧実施アクションを選択してください。

実行内容は、実行条件発生時に実行する内容を設定します。  
例えば「通話開始時にトークスクリプトを表示する」「通話切断時にAPIリクエストを送信する」といった内容を登録することが可能です。


実施アクションは下記から選択できます。

トークスクリプト表示
事前に登録されているトークスクリプトリストから選択します。
実行条件発生時、対象のトークスクリプトを表示させることができます。
URL連携
対象のURLを設定します。
実行条件発生時、ブラウザ上で対象のURLへアクセスしたウィンドウをポップアップさせることができます。
API連携
連携先APIを設定します。
メソッド: [GET]、[POST]、[PUT]、[PATCH]、[DELETE]より選択します。
リクエストヘッダ: リクエストヘッダの内容を設定します。
リクエストボディ: リクエストボディの内容を設定します。
実行条件発生時、APIリクエストを実行することができます。
※発信時はAPI連携不可となります。必要であれば切断時の連携でパラメーターを含めてください。
対応メモ
実行条件発生時、対応メモ登録画面を表示させることができます。
Salesforce連携
実行条件発生時、指定したSalesforceの検索対象タブ内における、着信電話番号または架電先電話番号の検索結果画面をブラウザ上でポップアップさせることができます。
ドメイン名: ご利用のSalesforceのURLのドメインを設定します。
(例:https://******.lightning.force.com/の場合、******に該当する部分)
検索対象: [取引先]、[取引先責任者]、[ケース]、[リード]、[商談]、[契約]より選択します。 ※Salesforce連携はオプション機能となります。 ※Lightning Experienceのみご利用いただけます。Classicは対象外となります。

 

 

⑨[保存]を押下してください。

 

⑩[保存]を押下してください。

 

「この設定で保存します。よろしいですか?」のメッセージが表示されましたら[OK]を押下してください。

 

⑫「保存しました」のメッセージが表示されましたら[閉じる]を押下してください。一覧に戻り、保存したトリガー/アクションが表示されることを確認してください。

 

URL・API連携での利用可能パラメーター

URL・API連携で指定できる可変パラメーターについて、以下の5つが利用可能です。
これらのパラメーターをURLやAPI連携のリクエスト内容に差し込むことで、実際の連携時には該当の通話に紐づく情報に変換されて連携が実行されます。

パラメーター 差し込まれる内容
{ani} 着信呼の電話番号(ANI)
{route} 着信経路番号
{src} 転送元内線番号
{uniqueid} 通話に紐づくユニークID
※発信時のタイミングでは採番されていないため、空文字に変換されます。
{callid} 通話に紐づくコールID
※発信時のタイミングでは採番されていないため、空文字に変換されます。

URL、リクエストBody、リクエストHeaderの指定文字列中に{}で埋め込む形で定義できます。

例: 【設定内容】https://www.xxxx.com/{ani}/{uniqueid}_{callid}
  →【連携実行時の変換結果】https://www.xxxx.com/0312345678/123456_998877

 

削除

①削除対象にチェックを入れ、[削除]を押下してください。
 
 
②「チェック対象を削除します。よろしいですか?」が表示されましたら[OK]を押下してください。
 
 
 
③「削除しました。」が表示されましたら[閉じる]を押下してください。
 
 
④削除を実施したトリガー/アクションが消えた事を確認してください。
 

関連記事

関連記事はありません。